口腔内スキャナー(IOS)のご紹介!
2024年8月6日
こんにちは、歯科助手の高橋です。
今年の6月からCAD/CAMインレーの光学印象が保険適用されました。
☆光学印象とは?
従来の印象(歯の型取り)とは違い、お口の中を口腔内スキャナー(IOS=IntraOralScanner)でスキャンして3Dデータをデジタルで取得する型取りのことです。
☆従来の方法とIOSの違いは?
通常歯科医院で詰め物やかぶせ物を作るときは、粘土のような材料をトレーに盛りそれを口の中で歯に押しつけて型を取らなくてはいけません。この型取りが苦手という方も少なくありません。一方、IOSではスキャナー(小型カメラ)で歯をなぞる様にスキャンするだけで簡単に歯や粘膜のデータを取得することが可能です。
☆IOSは精度が高い!
従来の型取りは、型取り時の変形だけでなく、石膏にした時の硬化膨張もあるため変形があります。しかし、スキャンには変形がほとんどなく、精度の高い詰め物やかぶせ物が作成可能です。また、データをPCに取り込みすぐに発注ができるため、型取りからセットまで迅速に行うことができます。
☆IOSを使うメリット!!
・患者様の負担軽減
・治療の精度向上
・治療時間と治療期間の短縮
・人為的な作業ミスの回避
IOSは、国内では10%の歯科医院で導入されているとみられ、年々増加傾向にあるそうです。
当院では2020年からIOS(Dentsply SironaのPrimescan)を取り入れており、すでに200名以上の方がIOSでかぶせ物や詰め物を作製しております。(保険適用外)
CAD/CAMインレーの光学印象が保険適用されたことにより、いわさき歯科のIOSは、今まで以上に活躍しています✨
口腔内スキャナー(IOS)を併用した歯科治療に興味のある方や詳しく知りたい方は当院へお越しください😊