6歳臼歯🦷について
2025年2月3日
こんにちは、歯科衛生士の谷山です。
寒い日々が続いていますね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日、6歳の息子の口の中に6歳臼歯が生えてきているのを発見しました!
今回は6歳臼歯についてお話ししたいと思います🦷
6歳臼歯とは、6歳ごろに生えてくる奥歯のことです。
この歯は永久歯なので一生涯生え変わることはありません。
また、噛む力が最も強く歯並びや噛み合わせの基本となる重要な歯です。
しかし、乳歯の一番奥の歯の後ろにある歯茎部分から乳歯が抜けることなく生えてくるので、本人も保護者の方も気が付きにくく、きちんと磨かれていないことが多いです。そして、完全に生えてくるまでには約一年ほどかかります。
生えかけの6歳臼歯は歯の高さが低く、ブラシの毛先がきちんとあたりにくいです。
そのため、歯ブラシを横から突っ込むようにして磨いたりとしっかりと磨くにはコツが必要であり、生えたての永久歯は幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)といって、むし歯になりやすいので注意が必要になります。
そのため、早い時期から6歳臼歯の存在を知っていただいて予防に取り掛かるのがとても重要です。
5歳過ぎごろから、仕上げ磨きの際にぜひ奥歯に永久歯が生えてきていないかもチェックしてみてください。
また、6歳臼歯は歯茎を突き破って生えてくるので、生えかけの時に違和感を感じることがあります。
磨き方や何か心配なことがありましたら、ご相談ください😊